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ウクライナが生き残らなければ「国際平和も国連も生き残れず」…国連大使が悲痛な訴え - 読売新聞オンライン

ウクライナが生き残らなければ「国際平和も国連も生き残れず」…国連大使が悲痛な訴え - 読売新聞オンライン

 【ニューヨーク=寺口亮一】国連本部で2月28日、ウクライナ情勢に関する国連緊急特別総会が開催され、初日は各国代表らによる演説が行われた。国連緊急特別総会の招集は25年ぶりとなる。加盟国からは、ロシアを厳しく非難する声が相次いだ。会合は3月1日以降も行われる。2日にも採決される総会決議案では、「最も強い言葉で遺憾の意を表明する」とロシアを非難することも判明した。

 会合では、ウクライナのセルギー・キスリツァ国連大使が加盟国で最初に演説し、ロシア軍のミサイル攻撃などで子どもを含む多くの市民が犠牲になっていると非難した。「ウクライナが生き残らなければ、国際平和も国連も生き残れない」と訴え、支援を求めた。

 これに対し、ロシアのワシリー・ネベンジャ国連大使は「ロシア軍は民間施設は砲撃していない」と反論。「我々の計画にウクライナの占領は入っていない」と述べ、「非武装化」などが目的だと主張した。

 この後も各国代表の演説では、「愚かな戦争をやめよ」(英国)などとロシアへの批判がやまなかった。会合では計100以上の各国代表が演説する予定だ。

 一方、読売新聞が入手した総会決議案は、ロシアの侵略行為を「最も強い言葉で遺憾の意を表明する」とした。欧州外交筋によると、当初は「最も強い言葉で非難する」との表現だったが、最終版で変更された。総会決議は安全保障理事会決議とは違い、法的拘束力を持たないが、米国などは決議案を支持する国を増やすことで、ロシアの孤立を印象づける狙いがある。

 決議案はまた、プーチン大統領が核戦力を念頭に特別態勢に入るよう命じたことも非難し、ベラルーシの関与についても遺憾を表明する内容となっている。

 総会決議案の採決は2日に行われる見通しだ。緊急特別総会は、安保理が2月27日の採決で11か国の賛成を得て、1997年にパレスチナ情勢を巡って開催されて以来、25年ぶりの招集を決めた。安保理の要請に基づく招集としては40年ぶりとなる。

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2022-03-01 03:52:00Z
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