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”安定”を捨てよりアグレッシブに……メルセデスW11は昨年型よりも一歩前へ? - Motorsport.com 日本

 F1プレシーズンテスト前半の3日間、メルセデスのふたりが圧倒的な速さを見せた。ただ彼らがそれ以上に注目を集めたのは、新しいステアリングシステムであるDAS(二重軸ステアリング)だ。

 このシステムはステアリングホイールを押し引きしてフロントホイールのトー角をコントロールするという画期的なもの。しかしチームは、このDASだけではなく、広範囲にわたって開発を施してきたようだ。

 チームが日曜日に公開した動画の中で、テクニカルディレクターのジェームス・アリソンは、昨年のW10が強力なパフォーマンスを発揮したにも関わらず、W11には可能な限り革新的なデザインを施したと語る。

「我々にとっての”誘惑”は、そのマシン(W10)を磨き続けることだった。結局のところ、我々は昨シーズンを本当に力強く終わらせることができ、1年を通じて開発は非常に速く進んでいた。そのため、もっと速くすることができるチャンスは、まだたくさんあったんだ」

 そうアリソンは語る。

「その保守的なアプローチは、我々にとって非常に魅力的だった。でも最終的には、それだけでは不十分だと判断した。我々は、ライバルたちの息吹を背中に感じていたんだ。我々は彼らがいかに飢えているのかを知っている。このマシンで印象的なことをしなければ、彼らは我々を食い、そして我々を置き去りにするだろうということは分かっていたんだ」

「だからこそ我々は、アグレッシブなマシンを作り上げることにしたんだ。レギュレーションには変更はない。にも関わらず、我々はマシンのあらゆる部分を取り上げ、それを改善するために挑戦することができるかどうかを確認した」

 アリソン曰く、W11には数百にも及ぶデザイン変更が行なわれたという。これには、空力面の可能性を広げる新たなフロントサスペンション、このエリアの空気の流れを助ける小さなサイドポッド、リヤサスペンションなどが含まれている。

「全てのディテールを明らかにするわけじゃない。でもこのマシンのリヤサスペンションは非常に冒険的だと言える。我々は後退させたのだ、特にリヤのロワウイッシュボーンをね。そして、そこに新たなジオメトリを配置した。この新しいジオメトリにより、空力的チャンスを手に出来、より多くのダウンフォースをマシンに付け加えることができる」

 アリソンは、W11をW10と比較して次のように語った。

「ここに、ダウンフォースの面で一歩前進したマシンがある」

「そして、昨年成し遂げた開発曲線よりも、急激な開発がスタートしたマシンがここにある。これは、2019年と比べて非常に、非常に良いクルマだ。そして2020年をシーズンを通じて力強くなっていくための素晴らしいベースとなることを願うクルマがここにあるんだ」

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