「本当のことが知りたい」赤木さん妻 財務省の『不開示決定』の取り消しを求めて提訴 | MBS 関西のニュース - 毎日放送

「本当のことが知りたい」赤木さん妻　財務省の『不開示決定』の取り消しを求めて提訴

更新：2021/10/29 17:40

　公文書の改ざんを命じられて自殺した男性の妻が、検察への提出書類を不開示とした財務省の決定を取り消すよう求めて提訴しました。

　財務省近畿財務局の元職員・赤木俊夫さん（当時５４）は３年前の２０１８年に、森友学園への国有地売却をめぐる公文書の改ざんを命じられたことを苦に自殺しました。

　妻の雅子さんは今年８月に改ざんの指示系統を知るために財務省が検察に提出した文書などを開示するよう求めていましたが、財務省は「犯罪の予防や秩序の維持に支障を及ぼす」などとして『全部不開示』としました。

　雅子さん側は「財務省は捜査機関ではない」などとして、１０月２９日に国に対して不開示とした決定を取り消すよう求めて提訴しました。

　（赤木雅子さん　１０月２９日）
　「（裁判を）やればやるほど精神的負担は大きいです。ただ、やらないと前に進まないので、本当のことが知りたいです」

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