［チェックＣＭ］日本マクドナルド「僕がここにいる理由」編…ピュアな印象変わらぬ宮崎美子 : エンタメ・文化 : ニュース - 読売新聞

　みんなに愛されるハンバーガーの日本第１号店がオープンしてから今年で５０周年。様々な思い出が生まれた場所でもあり、今回のエピソードは、実話を基にしている。

　１９７１年の東京。デートで銀座１号店に行ったものの、大きなハンバーガーをほおばるのが恥ずかしくて、彼が買ってきたビッグマックに手を付けなかった――。切ない恋の思い出話を、２０２１年のマクドナルドで、女性が孫に披露する。

　圧巻は、１０代の少女と、年齢を重ねた女性の二役を演じた宮崎美子の姿。ピュアな印象が変わらないのに驚く。セットにもこだわり、撮影用の店舗や街並みを２週間かけて制作。社内に残るデータや雑誌の写真などを参考に、店頭メニューや店員のユニホーム、商品パッケージなども、当時のものを忠実に再現した。

　背景に流れる音楽は、１９７０年代にヒットした小坂明子の「あなた」を手嶌葵がカバーしたもの。懐かしさと家族の温かさが感じられるＣＭだ。（川床弥生）

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