新型コロナウイルスの感染者が増加していることを受けて、道は「警戒ステージ」を「２」に引き上げることを決め、特別措置法に基づいて２週間、特に感染が広がる札幌市内で、飲酒を伴う会合などでの対策を徹底するよう協力を要請することにしています。
道は感染状況に応じて対策を行う５段階の「警戒ステージ」を独自に定めていて、これまでは最も低い「１」でした。
しかし、１日の新規感染者が連日、最多を上回るなど感染者の増加で、感染状況を判断するための指標のうち、入院患者向けの病床のひっ迫度合いや１週間あたりの新規感染者数の指標がステージ「２」で定める基準を超えました。
このため道は２８日の対策本部会議でステージを「２」に引き上げ、２８日から２週間を集中的な対策期間とし、特別措置法に基づく協力要請を行うことを決めました。
特に感染が広がる札幌市内では、飲酒を伴う会合などで客どうしの間隔を保ち、真正面に座る配置を避けて感染リスクを回避するなど、感染防止対策を徹底するよう道民や事業者に協力を要請することにしています。
鈴木知事は会議で「社会経済活動との両立を図るためには、この段階で感染を抑え込むことが重要だ。道としても検査体制を強化し、先手、先手で対策を実施していくので、道民には感染防止対策の徹底に協力をお願いしたい」と述べました。
2020-10-28 01:16:00Z
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