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【BLOOD】ダイワメジャーにスピード型の母系セリフォスここに照準 - サンケイスポーツ

 今週は新潟2歳S。過去10年の3着以内馬を見ると、ビッグネームはジャスタウェイ、ハープスターやイスラボニータなどもいるが、近年はさえない。3年前の勝ち馬ケイデンスコールが今年になって息を吹き返しているものの、将来性より“ここで通用する馬”を選んだほうが良さそうだ。

 そのあたりを踏まえ、本命はセリフォス。ダイワメジャー産駒が将来性に乏しいというわけではないが、SS系のなかにあっては、将来に洋々たる展望を描くよりもこの時期から勝てるところをしっかり勝ち、そのあとはOPで入着を繰り返しながら(時に馬券圏内に突入し)賞金を積み重ねていくイメージがピタリと来る感覚だ。

 母はフランス産でその父がルアーヴル。日本での産駒は多くないが、代表産駒プールヴィル(フィリーズレビュー勝ち)のイメージでも分かるように、ラーイに遡るスピードタイプ。母系にはソヴィエトスターの名も見え、よりスピード型に拍車がかかった感じ。そこに父ダイワメジャーのガッツあふれる走法をかけ合わせたもので、2歳のこの時期、この舞台に合うのではないか。

 対抗のコムストックロードは、初年度産駒がすでに6頭勝ち上がっているシルバーステートが父。新潟のダリア賞を勝ったベルウッドブラボーも同産駒だ。これまでの勝ち馬を見ると、その父ディープインパクトの豊かなスピードを伝えつつ、癖のない馬が多い印象があるが、どうだろうか。この先も期待がかかる。母父はエタン系のダイイシス。平坦向きの種牡馬で、その意味では新潟の直線は合いそうだ。

 3番手にアライバル。ハービンジャー×ディープインパクトの組み合わせはヒンドゥタイムズなどがいて、もどかしい印象が無きにしもあらずだが、この組み合わせならズドンという感じで差してくる馬がもっと出てもいいはず。そのズドンというのは、新潟の直線での差しとはちょっとイメージが違う感はあるが、桜花賞やオークスで善戦した母クルミナルの血もあり、能力そのものは高いはずだ。(夕刊フジ)

★新潟2歳Sの出馬表はこちら 調教タイムも掲載

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