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【高松宮記念】「ここにきて素晴らしく強くなったと、あらためて認識」ダノンスマッシュ安田隆師が感慨 - 中日スポーツ・東京中日スポーツ

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高松宮記念を制したダノンスマッシュ(右から2頭目)

高松宮記念を制したダノンスマッシュ(右から2頭目)

◇28日 高松宮記念(G1・中京・芝1200メートル)

 昨年暮れの香港で手に入れた勲章が、馬に自信を与えたのだろう。昨年10着大敗の原因だったはずの渋った馬場をものともせず、ダノンスマッシュが馬群の中からしぶとく伸びる。道中からぴったりマークに構えていたレシステンシアとの追い比べを、内から首差制した。香港スプリントからの直行でG1連勝を決めた。

 父ロードカナロアとの父子制覇。父も管理していた安田隆師は、心なしか涙ぐんでいるように見えた。「本当にうれしさに満ちあふれています。馬場が最悪で、大丈夫かと。不安の方が大きかった。ここにきて素晴らしく強くなったと、あらためて認識しました」。高松宮記念は調教師として単独最多の3勝目。カレンチャンで制した2012年も、ロードカナロアで制した13年も、ホッとした気持ちが先に立っていたが、この日は対照的に「うれしい」を連発した。

 弟子の川田とのG1制覇は昨年末ホープフルSに続く2回目。それがまな弟子の重賞100勝目の区切りになったというのも“親心”をくすぐったのだろう。川田も「師匠の管理馬で、お世話になっているダノックスの馬で、そしてG1で、この区切りを迎えられたのをとても感慨深く思います。ロードカナロアは先生が管理されていた素晴らしい馬。その息子でのG1連勝です。素晴らしいスプリンターを出してきた厩舎の中でも、特別の意味があると思います」と、師匠の感激に思いをはせた。

 すでにチェアマンズスプリントプライズ(4月25日・G1・香港シャティン・芝1200メートル)の招待を受諾している。トレーナーは「状態を見ながら。良ければ行って、疲れがひどいようならリフレッシュさせることになると思います。(今後も上へ)限りなく行ってほしいです」。目指すは香港の電撃戦秋春制覇、さらにその先には、偉大な父の背中を追う旅路が続く。

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